審美歯科治療を考えたら ― 見た目だけではなく、長持ちする審美歯科治療とは ― | 京橋歯科医院

歯のコラム

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審美歯科治療を考えたら ― 見た目だけではなく、長持ちする審美歯科治療とは ―

「歯をきれいにしたい」と思ったときに大切なこと

「歯を白くしたい」「前歯の形が気になる」

最近、美容整形の認知度があがっていると感じます。簡単に言えば、美容整形に対するハードルが下がっていて、気軽に手術を受ける方が増えたと思います。そして、顔や身体を美しくしたいと考えた時に歯の美しさも気にする方が多くなったと思います。

テレビやネットに出ている有名人の方々も歯に気を使う時代だと言えるのではないでしょうか。仕事柄、有名人や芸能人の歯や歯肉をよく見てしまうのですが、以前は少し歯並びが悪かった人や、奥歯を抜いてしまっている人が、久しぶりに見ると綺麗に治っていることがあります。

人前に出る仕事ということで特に気を付けているのだろうなと思って見ていますが、こういった方々を見ている一般の方も、綺麗な歯の状態を普通だと感じるのだとしたら、自分の歯について気になってしまうのかもしれません。

そして「歯を白くしたいな」「前歯の形が気になるな」と思って歯科医院を探し始めると思うのですが、一方で、

・本当に必要な治療なのか
歯を削りすぎないか
将来、後悔しないだろうか

といった不安も同時に抱かれる方が少なくありません。

結論から申し上げると、審美歯科治療は「見た目を整える治療」なのですが、前提として「歯を長く守るための治療」でなければいずれトラブルが起きてしまいます。

私はこの点は非常に重要だと考えているのですが、患者さんの中にはこの本質を理解せずに進めてしまう方もいて、結果後悔の原因になります。(もちろん歯科医師側にも問題があることもあります)

審美歯科治療は魔法の治療ではない

審美歯科治療という言葉を考えた時、患者さんの想像するイメージと、歯科医師の行っている治療では少しズレがあるように思います。

個人の感想ですが、患者さんは

「歯並びの悪い前歯がすぐにきれいに治る」
「前歯が全部きれいな白い歯になる(セラミック)」
「矯正したら見た目が良くなる」
「銀歯が全部白いセラミックになる」
「以前抜いた歯の隙間にきれいな歯が入る」

といったイメージを持たれているのかなと思います。

虫歯治療や歯周病治療と審美歯科治療は違うから、審美歯科治療をしようと思ったら審美歯科医院に行くのが良いと考えるかもしれません。これは間違いではありませんが、正解でもないと思います。というのも虫歯の治療でセラミックにするのも、虫歯で無い歯をセラミックにするもの、治療の手順は似ているからです。

審美歯科治療=見た目をきれいにする治療なのですが、
セラミック治療=審美歯科治療でもありますし、
セラミック治療=虫歯の治療でもあるということです。

説明するのが難しいのですが、完全な審美歯科治療というものは無いと言ってもいいかもしれません。審美歯科治療の中には「セラミック」「ジルコニア」「ラミネートべニア」「インプラント」「矯正」「ホワイトニング」「着色落とし」「かみ合わせ」などがあり、それらの治療は審美歯科を掲げていない歯科医院でもよく行われているものです。

以前、他院で審美治療をされたばかりの方が来院されたことがあります。「歯が痛い」という訴えでした。

前歯を数本セラミックにしたばかりだというお話でしたが、どうやら神経の生きている歯を大きく削ってセラミックにしたようで、そのうちの1本に強い痛みが出ていました。恐らくセラミックを壊して外して、神経を抜いた上でもう一度セラミックを作り直さなければいけないのですが、当院でその治療を行ってしまうと、他院で支払った高額な治療費が無駄になってしまうため、治療された歯科医院で相談をするようにお伝えしました。

セラミックの治療は細かく分けて考えた場合、

・かみ合わせに問題はないか
・歯を削る量は適切か
・歯肉に問題はないか
・セラミックの形は適切か
・作成したセラミックと歯はぴったりと合っているか
・作成したセラミックと隣の歯は適切な距離にあるか
・セラミックと歯を接着する手順に間違いはないか
・セラミックは周辺の歯の色と自然に調和しているか

といったことが重要です。逆にどれかが満たされていない場合、歯にトラブルが起こることがあります。

ですので、セラミック治療について考えると、

審美歯科=審美治療が上手い

ということではなく、

セラミック治療に関する知識があり技術がある歯科医院が審美治療が上手い

といえると思います。

なぜ「見た目の問題」が起きるのか

歯の見た目の変化は、単なる色や形の問題ではありません。

多くの場合、その背景には

・過去の虫歯治療(銀歯・劣化した被せ物)
・噛み合わせの変化
・歯周病による歯ぐきの退縮
・加齢による歯質の変化
・生まれつきの歯並びやかみ合わせ

といった原因があります。

ここを無視して表面だけ整えてしまうと、再治療につながるリスクが高まります。

しかし、短期間に見た目を綺麗にしたいという希望を持つ患者さんは多く、需要があるため治療を行っている歯科医院もあります。

歯原因があるから結果があるわけですから、原因を解決することが一番の近道なのですが、患者さんからの要望という治療に対する制限をかけていくと非常に困難な道になってしまうことがあります。

審美歯科治療の本来の考え方

審美歯科治療の本質は「機能と審美の両立」にあると思っています。

・できる限り歯を削らない(最小侵襲)
・噛み合わせを考慮した設計
・清掃性を確保する形態
・長期安定を見据えた素材選択(例:セラミック)

これらを総合的に判断して治療をしています。

しかしながら機能面を満たさない治療を希望する患者さんがいるのも事実です。

「とにかくきれいにしてほしい」
「あまり時間はかけたくない」
「他の歯や歯肉に異常があっても、希望の歯だけ治療して欲しい」

といったことをおっしゃる患者さんがいますが、実はこれは本人も気づいていないのですが、「痛みがない」「異常がおきない」ことを当たり前だと思っていると思います。

綺麗に治したセラミックの前歯に痛みが出てしまって、前歯で食べ物を噛めなかったり、歯ブラシを当てるのも辛い状態になっても

「見た目が綺麗だから大丈夫。気にしない」

という方はいないのではないでしょうか。

5年後、10年後に再治療を繰り返さない方が結果的に患者さんの希望を満たした治療になると思います。

なぜ「審美歯科治療で後悔」が起こるのか

審美歯科治療で後悔する方の多くは、「もっとよく考えればよかった」とおっしゃいます。また「こんなことになるなんて聞いてなかった」という声もあります。

見た目を綺麗にしようと思って治療をすると、見た目はすぐに変化します。しかし、噛み合わせや歯の内部の神経、歯周病の進行などは時間が経ってから影響が出ます。

結論から申し上げると、後悔の原因は「治療の希望が間違っていた」「治療方針が間違っていた」「説明が不十分だった」といった原因にあることがほとんどです。

原因の整理|審美歯科治療で失敗が起こるメカニズム

審美歯科治療で問題が起こる背景には、いくつかの共通点があります。

■ 過剰な切削(削りすぎ)

歯は一度削ると元に戻りません。

削る量が増えるほど神経に近づき、将来的な破折や再治療のリスクが高まります。

特に前歯のセラミック治療では注意が必要です。

■ 噛み合わせの軽視

前歯は「見せる歯」であると同時に「力を受ける歯」です。

噛み合わせが適切に設計されていないと、欠ける・外れる・歯が割れるといったトラブルが起こります。

また【開咬】といって奥歯しか噛み合っていない状態があります。矯正治療を行ったことで見た目の歯並びがきれいになって満足されている方がいますが、奥歯しか噛んでいない状態だと奥歯に力がかかりすぎるため欠けたり割れたり折れたりします。これは矯正専門の歯科医院で矯正治療を行っても起こることです。

矯正専門の歯科医院=矯正治療がうまい 

と考えがちですが、必ずしもそういったわけではありません。

全体の歯並びを考えた上でかみ合わせもしっかりと治すことが出来る歯科医師=矯正治療がうまい

といえるのではないでしょうか。

■ 歯周病との関連

歯ぐきの状態が安定していないまま審美治療を行うと、数年後に歯ぐきが下がり境目が見えることがあります。

また、歯肉が腫れている状態でセラミックの型を取って装着しても、しっかりとしたセラミックが作製できないため、歯周病を軽視した治療を希望する患者さんや歯科医師では審美治療の目的が果たせないことがあります。

さらにいえば、綺麗な口元になりたいという希望で審美歯科治療を行うわけですから、他人から見た時に白くてきれいな歯や歯並びはもちろんのこと、歯肉も健康なピンク色であることも必要ではないでしょうか?

そして歯周病は口臭の原因の一つです。綺麗な口元から歯周病特有のにおいがするというのは患者さんも望んでいないと思います。

テレビやネットの有名人で歯が真っ白で目立つ方も多いですが、歯肉も良く見てみることをおすすめします。赤黒い歯肉の方も少なくありません。恐らく歯科医師から歯周病について伝えていないのだと思います。

つまり京橋歯科医院では審美歯科治療は、歯周病や咬合(噛み合わせ)と切り離せない治療だと考えています。

後悔しないための設計とは

後悔を防ぐためには、「見た目を整える前に土台を整える」ことが重要です。

つまり歯をきれいにしたいと考えることになった患者さんの原因をみつけるということです。

・生まれつきの歯並びなのか
・治療を繰り返したことによる銀歯が多いことなのか
・銀歯が多いということはどうして虫歯になってしまったのか
・つぎはぎだらけのレジン治療はいつどのように起きてしまったのか
・歯を抜くことになってしまった理由はなんなのか
・歯周病にはいつからかかっているのか
・歯周病の症状が治まらない理由はなんなのか
・その他

こういった理由をもとに審美歯科治療の前段階の治療を行う必要があります。

極端な話、虫歯で前歯を失った人が前歯にインプラントを入れたとして、その他の歯が虫歯にならないでしょうか?

隣の歯が虫歯になってしまったらセラミック治療をすれば良いのでしょうか?

それよりも虫歯にならないように生活習慣を変える方が重要ではないでしょうか。

・歯周病のコントロール
・咬合分析(噛み合わせ評価)
・最小侵襲の設計
・再治療リスクを想定した治療計画
・虫歯になってしまった原因の追究
・生活習慣の改善

などを行うことで健康な口腔環境を作ることができます。

審美治療後のトラブルについて調べるとネットでは様々なお話がでてきます。

セラミック治療についてのものも多く見受けられますが、セラミックという材料そのものが問題なのではありません。

どのような診断のもとに治療をしたか。

治療計画を設計したかが、結果を左右すると思います。

できれば5年後・10年後・20年後・30年後も安定する治療計画が良いのではないでしょうか。

審美治療は原則自費治療ですので治療費も多くかかります。

高額治療だからこそ長期的に安全な治療計画が良いと思います。

京橋歯科医院の姿勢|“削る前に考える”という原則

当院では、審美歯科治療の前に必ず行うことがあります。

・歯をどれだけ残せるかの検討
・噛み合わせの安定性の確認
・歯周病の状態評価
・同様の問題が今後起こらないかどうかの検討

「まず削る」のではなく、「本当に削る必要があるのか」を考えます。

再治療を繰り返すことは歯の寿命を縮めます。

そのため、最初の治療こそ慎重に設計することが重要だと考えています。

― 治療の選択肢と歯科医院の選び方 ―

導入|「どの治療を選ぶか」が未来を左右します

審美歯科治療を検討する際、多くの方が悩まれるのが「どの方法がよいのか」「どこの歯科医院で治療をしたらいいのか」という点です。

私がもし審美歯科治療を受けるならと考えました。(自分では自分の治療ができないわけです)

私はいくつかの学会や研究会に所属しているのですが、その中で講師をしている歯科医師に頼むと思います。

前に説明しましたが、審美歯科治療と一言に言っても内容が様々です。

矯正が必要な状態であれば程度にもよりますが矯正なしでの審美歯科治療は非常に困難です。

矯正が必要ない状態であれば、ホワイトニング、既に神経を抜いている前歯があればウォーキングブリーチ、ラミネートべニア、セラミッククラウンでしょうか。

ラミネートベニアの治療で大切な事はいくつかありますが、歯を削らずに済むのか、ごく薄く形を整えるために削るのか、仕上がりの形はどのようになるか、周辺との色は調和するか、といったところでしょうか。完成版の模型を作ってもらい、仮に張り付けて噛んだ時に支障が出ないか、外れないか、形が気に入るかを確認できると安心です。

神経を抜いた歯の場合は根管治療が正しく行われているか、現在炎症がないかも確認してもらえると安心です。というのもセラミック治療後に根管に炎症が起きている場合はセラミックを壊して外して根管治療をやりなおしてから再度セラミックのかぶせものを装着することになるため費用がかかるためです。

もし根管の状態が非常に悪い場合は抜歯になることもあります。セラミック治療後に抜歯になってしまうことを避ける為にもこの点は確認した方が良いでしょう。

そしてこれらの治療は専門家と呼ばれるような歯科医師がいます。例えばラミネートベニアやセラミックのかぶせものは歯の形を整える治療、歯とラミネートベニアやセラミックのかぶせものを接着する治療など、いくつかの手順があります。

神経を抜いた歯であれば神経の治療=根管治療についての診断と治療のレベルが高い歯科医師に診てもらうことをおすすめします。審美目的のセラミック治療におけるトラブルでは、「根管の状態が悪いのにセラミック治療を行ったため、炎症症状が起きて痛みが出る」というものがあります。

セラミック矯正という治療法は正しいのか

恐らく審美歯科治療でイメージされる魔法のような治療のうちの一つにセラミック矯正と呼ばれるものがあると思います。

実は私の所属している学会や研究会にはセラミック矯正という言葉はありません。

大学の歯学部で勉強する内容にもセラミック矯正はありません。

矯正歯科の治療法にもセラミック矯正はありません。

不思議に思うかもしれないのですが、世の中には確かにセラミック矯正が存在します。

前歯の歯並びが悪い状態であれば、矯正をすることできれいに並びます。

ただ、費用や時間がかかるという特徴があります。

セラミック矯正と呼ばれる治療法は、この乱れた歯列の歯を削り、見た目がきれいに見えるようにセラミックのかぶせものを装着するという治療法です。

少しの乱れであれば問題は無いのですが、大きく乱れている歯に対しても行っている歯科医院があります。そうするとどうなるかといえば、いずれ歯の状態が悪くなり、再治療が必要だったり抜歯になったりします。

通常の治療では歯の根から歯の“上部=かぶせもの”までは一直線です。

極端に言えばセラミック矯正で治療した歯はくの字”なっています。力が均等にかからないため、歯にとって非常にリスクが高い状態になります。

家を建てようと思ったら柱はまっすぐに立てると思います。

マンションに住もうと思ったら鉄筋はまっすぐに土台から立てると思います。

歯には非常に強い力がかかります。ですので乱れた歯列には矯正治療が最適なのですが、矯正無しに短期間に治療をしようと思うとくの字にするしかないためリスクが高い状態になってしまいます。

また、セラミック矯正では健康な歯を抜歯してセラミックのブリッジ治療をすることもあります。

歯列が乱れているという状態のまま歯を並べることができないためスペース確保のために歯を抜いて両サイドの歯を削って繋がった連続したセラミックの歯に置き換えるという治療法です。

まず、健康な歯を抜くということは非常にもったいないと思います。未だ歯科業界では抜いた歯を再び生やすことができません。

そして両サイドの健康な歯を削るというのも将来の歯のリスクを高めてしまいます。

これらの治療は写真で見ると乱れた歯列がきれいに変化しているので悩んでいる方からすると魔法の様に思えるかもしれません。

やはり歯科治療は基本に忠実に学術的に正しいことを丁寧に続けて行くことが一番の近道だと思います。

・再治療を減らす
・歯の寿命を延ばす
・歯周病リスクを管理する
・噛み合わせを安定させる

これらを達成するための医療行為です。

焦らず、十分な診断を受け、将来まで見据えて選択すること。

それが10年後の自分の歯を守ることにつながります。

Q&A

Q1. セラミックはどのくらいもちますか?
A.設計とメンテナンスによりますが、適切に管理すれば長期安定が期待できます。10年後の生存率が88%というデータもあります。

Q2. 矯正とセラミックはどちらがよいですか?
A.
歯並びや原因によります。歯を守る視点で判断します。多少の歯列の乱れや歯の隙間程度でしたらセラミックやラミネートベニアで治療できることがあります。歯列の乱れが大きい場合は矯正治療が最適です。

Q3. 費用が高いほど良い治療ですか?
A.費用だけでは判断できません。診断と設計が重要です。治療計画や治療後の状態についての説明を受けたうえで納得できるようでしたら治療を受けると良いでしょう。

Q4. すぐ治療しないと悪化しますか?
A.状態によります。まずは診断が必要です。

Q5. 医院選びで一番大切なことは何ですか?
A.いくつかありますが、あえて一つだけということで回答するなら、治療についてのメリットとデメリットを丁寧に説明してくれるかどうかです。

Q6. 審美歯科治療は自費診療ですか?
A.原則自費診療です。精密な設計と材料を用いるためです。

Q7. セラミックは一生もちますか?
A.噛み合わせやメンテナンスにより寿命は変わります。メンテナンスを行わない場合は長期的な安定は難しいと思います。

Q8. 削らない方法はありますか?
A.症例によっては最小侵襲で対応できる場合があります。例えばラミネートベニアは歯を削らなくて済むことがあります。ホワイトニングは歯を削らずに白くすることができます。

Q9. ホワイトニングとセラミックはどう違いますか?
A.簡単に言えばホワイトニングは自分の歯の色を白くする治療です。セラミックは歯を削って型を取り、セラミックのかぶせものを装着する治療法です。

Q10.審美歯科治療は すぐ治療する必要はありますか?
A.まずは診断を行い、将来を見据えて検討することが大切です。場合によっては複数の歯科医院でご相談することもおすすめしています。

Q11. セラミックは割れることがありますか?
A.セラミックは様々な硬さがあります。硬いものといえども噛み合わせが適切でない場合、破折のリスクはあります。強い力が掛かる場合は治療計画をしっかりと立てることが重要です。

Q12. 削らない治療は本当に可能ですか?
A.
歯をできるだけ削らない方が歯にとって良いことがあります。しかしながら歯を削らないことを目的にしてしまうと、治療のそもそもの目的が果たせないことがあります。症例によりますが、審査診断を行い、状態により最小限の切削で済むように計画を立てていくことが大切です。

Q13. 再治療は避けられますか?
A.完全にゼロにはできませんが、精密な設計でリスクは減らせます。そのためには現在の状態を確認したうえで、患者さんにも治療計画についてどのくらい同意できるのかを決めていただくことが必要です。矯正が必要だという診断が出ているケースでは矯正なしでの治療は困難なことがあります。困難というのは治療を行えない、再治療を避けらないという意味です。

Q14. 審美歯科治療で歯周病は悪化しますか?
A.適切に行えば悪化しませんが、歯周環境の安定が前提になります。

Q15. 見た目が良ければ成功といえますか?
A1.患者さんの希望によるところがあります。例えば芸能のお仕事をされていて、すぐに治療を完了させなければいけないといった特殊な事情では長期的に状態を保てるかといったことは無視して治療を進めることを希望されるかもしれません。歯科医師からすれば再治療を前提としてかんがえなければなりません。

A2.一般的には見た目が良いことももちろんのこと、長期的にきれいな状態が保たれることも重要です。治療前には気にしない方も多いですが、痛みが出る、セラミックが外れてしまう、歯がダメになって抜かなくてはいけなくなってしまう、といったことがおきればトラブルになりかねませんし、治療に満足されないと思います。

京橋歯科医院

〒東京都中央区京橋1-6-12 NS京橋ビル1F

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インプラント治療

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと咬める歯を取り戻す治療法です。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格

インプラント埋入施術

220,000円(税込)〜440,000円(税込) (※治療内容によって異なります。)

施術のリスク・副作用

インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。

審美歯科治療

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。

施術の価格

10,000円(税込)〜275,000円(税込) (※治療内容によって異なります。)

施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。
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