セレック治療・よくある質問
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セレック治療・よくある質問
- QCEREC治療は痛みが強いのでしょうか?
- A通常の虫歯治療と大きくは変わりません。局所麻酔をして歯を削りますし、痛みが気になる方には少しずつ麻酔を追加してくれます。治療後は歯茎や削った部分がしみたりすることもありますが、しばらくすれば落ち着くケースがほとんどです。
- Q長時間かかるときは、静脈内鎮静法も選べますか?
- A痛みや恐怖が非常に強い方、嘔吐反射が激しい方などは、静脈内鎮静法を使ってリラックスした状態で治療を受けることも可能です。ただし、設備やスタッフの体制が整ったクリニックでしか行えないので、対応しているか事前に確認してください。当院は静脈内鎮静法での治療が行えます。複数本同時の治療もできますのでご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
- Q治療中は口をずっと開けている必要がありますか?
- Aある程度は開口しておく必要がありますが、長時間になる場合はこまめに休憩をはさむなど歯科医師・スタッフが配慮いたします。体調が悪くなったり口が疲れたりしたときは、遠慮せずに声をかけていただきリラックスしながら治療を受けてください。口を開けなくてはいけないタイミングとしてはセラミックと歯を接着する瞬間です。この数分の期間は歯に唾液を入れないように乾燥状態で治療を行わないと接着力が弱まり短期間でセラミックが外れてしまうリスクが高まってしまいます。
- Q麻酔が切れたあと、どれくらい痛むものですか?
- A個人差がありますが、軽い痛みや違和感が数日続く程度です。市販の痛み止めやクリニックで処方される鎮痛剤で対処できることが多いです。もし痛みが強く続いたり、しみが長引くようなら、お気軽にお問い合わせてください。
- QCERECで作った詰め物やかぶせ物は、どれくらい持つんでしょう?
- A適切なケアをすれば10年以上長持ちするケースが珍しくありません。セラミックは金属と比べて変色しにくく、磨耗しにくい素材です。ただし、歯ぎしりがある場合は欠けるリスクもあるので、ナイトガードなどで対策すると安心です。
デンツプライシロナ社の調査データによれば17年で88.7%の生存率があるので長期的に使える治療法と言えるのではないでしょうか。 - Q従来のセラミック治療とCEREC治療の精度の違いは?
- A従来の方法では型取り→石膏模型→技工所で手作業という流れで微妙な誤差が入りやすいのに対し、CERECは3Dスキャンで直接デジタルデータを取得するため誤差が出にくいと言われています。その結果、歯と詰め物の境目の適合性が高まり、むし歯の再発リスクも減りやすくなります。また歯を削ってからセラミックを制作し、装着までの時間が非常に短いため内部が細菌感染するリスクが低く予後が良いと言えます。
- Qセラミックは割れることはありませんか?
- Aどんなセラミックでも強い力が加わると欠けたり割れたりするリスクがあります。かみ合わせが極端に強い場合や、固いものを無理に噛んだとき、あるいは歯ぎしりが長期間続く場合に起こりやすいです。食べものに異物が入っていて噛みこんでしまうと自分の歯が欠けるようにセラミックもかけることがあります。かみあわせや歯ぎしりが原因の場合は定期検診やナイトガードの使用で、リスクをかなり抑えることができます。
- QCERECで作ったセラミックが外れてしまうことは?
- Aこれも稀にあります。接着剤(レジンセメント)の劣化や、歯の部分的な破損など、原因はいろいろです。外れた場合は早めに受診して再接着や再製作を行えば問題ありません。放置すると歯がしみたり、虫歯が進行したりするので注意が必要です。銀歯の治療では外れた内部が虫歯になっていることが非常に多いですが、セラミックの場合は内部が虫歯になっていることは少ないのも特徴です。
- QCEREC治療後、特別に気をつけることはありますか?
- A基本的には普通の歯と同じようにブラッシングやフロスを行い、食事も自由に楽しめます。ただし、治療後すぐは麻酔が切れるまでにかむ力をコントロールしづらいので、やわらかいものから慣らすと安心です。接着材の硬化までの時間は注意事項があることもあるのでご説明いたします。せっかくの自費治療ですので歯周病にならないよう定期検診を怠らずに受けてください。
- QCERECのつめ物にトラブルが起きたら、やり直せるんでしょうか?
- Aもちろん可能です。万が一欠けてしまったり、セメントが外れたりした場合は、再度同じ素材で作り直すこともできます。大切なのは、早めに治療した歯科医院へ連絡して診察を受けることです。放置すると歯自体がダメージを受けることもあるので要注意です。
- Q歯周病があるのですが、CERECのメンテナンスはどうしたらいい?
- A歯周病が進んでいる場合は、まずそちらの治療やケアをしっかり行うのが優先です。歯茎の状態が不安定だと、せっかくのCERECかぶせものがぴったりと合わない可能性があります。定期的な歯石除去やプロフェッショナルクリーニングで口腔環境を整えましょう。
- Qホワイトニング後にCERECを入れる場合、色合わせはどうなるの?
- Aホワイトニング直後は歯の色が落ち着くまで数日~数週間かかることがあります。そのタイミングでCERECの色を決めると、「予想より明るく(または暗く)なってしまった」というトラブルが起こるかもしれません。歯科医師や歯科衛生士とスケジュールを相談し、ご希望の白さになってからCEREC治療を受けるときれいに合わせやすいです。
- QCEREC治療は前歯のように審美面が命の部位でも大丈夫ですか?
- Aセラミック素材なので審美的に優れています。ただ周囲の歯と合わせて透明感を出したり歯の色を合わせたりする場合は型どりをする従来のセラミックの方が綺麗に仕上がることもあります。審美治療にも色々ありますが、歯並びそのものを矯正したい場合や、歯の長さ・歯茎の形状を大きく変える必要がある場合は、別のアプローチのほうが良いこともあります。担当医と相談してベストな方法を選びましょう。
- Q他の審美治療(ラミネートベニアなど)とどう違うんでしょう?
- Aラミネートベニアは歯の表面に薄いセラミックを貼る方法で、削らないか削っても少ない削合量で済むのがメリット。前歯に行う治療です。一方、CERECはインレーやクラウンなど、もう少し大きな欠損や虫歯にも対応でき、即日仕上げが可能な点が強みです。治療の場所、虫歯の有無と大きさ、神経の有無、によって適切な治療が違います。どのような見た目にしたいかのご希望をお伝えされることをおすすめします。治療計画や見積もりを検討したうえで治療を行うのか決めていただければと思います。
- Q芸能人みたいに真っ白な歯にしたい場合もCEREC?
- ACERECでも白さの段階は選択できます。いわゆる「芸能人のような真っ白」を求めるならジルコニアの一番白い色になります。歯の根元は色が濃く、先端は透明感があるのが自然の歯の色あいですが、芸能人の白い歯は根元から先まで均一な真っ白の方が多いです。それよりも自然な白さをご希望でしたらホワイトニングや別の審美治療(オールセラミッククラウンなど)を検討する方もいます。CERECが万能というわけではないので、理想の白さや透明感を歯科医師にお伝えいただければよいかと思います。
- Q笑ったときに歯茎が見えるタイプですが、問題ないでしょうか?
- A笑ったときに歯茎がしっかり見える方(ガミースマイルなど)は、歯と歯茎の境目の仕上がりが審美に大きく影響します。CERECでも自然に仕上げることは可能ですが、歯肉のラインを形成したり、場合によっては歯茎の外科処置が必要なケースもあります。カウンセリングで十分に話し合うことが大切ですのでお気軽にお問い合わせください。
- Q本当に1日で治るなら、昼休みに行って夕方には仕上がるって感じですか?
- A症例によっては不可能ではありませんが、1~2時間しっかり枠を取って治療することが一般的です。医院の予約状況や機械の稼働状況にも左右されるので、「即日完了ができるかどうか」は最初に確認してみるといいですね。当院の場合は90分前後で治療を行っております。
- QCEREC治療を受けるか悩んでいます。まず何をすればいいですか?
- Aまずは歯科医院で検査・カウンセリングを受けることです。CERECが適応かどうか、費用、通院回数の目安などを聞いてみてください。疑問や不安があれば遠慮なく全部質問し、納得したうえで治療を始めると後悔が少ないですね。
- Q治療したあとのお手入れ次第で寿命は変わりますか?
- Aはい。結局、歯にとって大事なのは「むし歯や歯周病を防ぐケア」です。毎日のブラッシングやフロス、定期検診で歯茎の健康を維持することで、CERECの詰め物・かぶせ物も長持ちします。逆にケアが不十分だと、二次むし歯ができる可能性が高くなります。そして歯科医院での定期的な検診やクリーニング、治療が必須です。治療時に歯科医師や歯科衛生士に確認しておくと良いですね。
- QCEREC治療を受けたいけど、どの医院を選ぶか迷います…
- Aクリニックを選ぶときは、CERECの実績や症例数が豊富なところかどうか、カウンセリングの丁寧さ、機材が最新のものかなどをチェックするのがおすすめです。口コミや公式サイトの情報も参考にしつつ、最終的には歯科医師との相性や説明の分かりやすさも重要なので、実際に行って話を聞いてみると良いですね。