短期集中治療・よくある質問
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短期集中治療・よくある質問
- Q短期集中治療(特急治療)って、具体的にはどんな治療なんですか?
- A簡単に言うと、できるだけ少ない通院回数と短い期間で、複数の歯や難しい治療をまとめて終わらせる方法です。通常なら数か月にわたる治療を、数日~数週間に集中して進めるため、お忙しい方や遠方の方にとって大きなメリットがあります。
- Qどうして短期集中治療を行っているんでしょうか?
- A仕事や育児、留学、結婚式など、「時間が限られている」という方が増えていますよね。短期集中治療なら、あらかじめまとまった時間を確保すれば、一気に治療を進められます。特に仮歯期間を減らしたり、複数の歯を同時に治療したりできるので、トータルの通院回数も抑えられるのが魅力です。
- Q短期集中治療と通常治療の大きな違いは何ですか?
- A最大の違いは「1回の治療時間を長めに確保し、複数の処置を一気に行う点」です。通常は虫歯1本ずつ、何度かに分けて通院しますが、短期集中では一度の来院で何本かまとめて削ったり、かぶせ物の準備を進めたりします。効率はいいですが、患者さんの体力・集中力にも影響するため、その点は注意が必要です。むしろ、計画を綿密に立てることで、治療のモチベーションを保ちやすいケースも多いです。そして最大の特徴は特急治療は自費治療で行うということです。世界中で行われている治療法から最適な治療を選ぶことができます。保険診療は費用が安いという非常に大きいメリットがありますが、国が認めた治療法しか選べないという特徴があります。治療の精度を考えると自費治療が良いことは言うまでもありません。
- Q特急治療を受けると仕上がりの質が下がることはありませんか?
- A原則としてありません。あくまで「治療の工程を集中的に行う」だけで、精度を犠牲にするわけではないんです。むしろ、計画を綿密に立てて各処置を短期間でまとめるので、患者さんが「ちょっと痛いから次回にしよう…」などと通院を延ばすリスクが減り、治療のモチベーションを保ちやすいケースも多いですよ。
- Qどんな人が短期集中治療に向いていますか?
- Aたとえば以下のような方です。
遠方や海外在住で、たびたび通えない方
ビジネスパーソンで平日になかなか休みが取れない方
結婚式・留学・転勤など期限が決まっている方
一度に複数の歯を治して、お口の中を短期間でリニューアルしたい方 - Q逆に短期集中治療が向かない場合もあるんでしょうか?
- A例えば重度の歯周病があったり、全身疾患がある場合は、ゆっくり段階を踏んだほうが安全なことあります。また、患者さん自身が長時間の治療に耐えられなかったり、恐怖心が強い場合なども慎重に検討する必要があります。担当医としっかり話し合い、無理せず決めると良いですね。そして全ての治療を保険診療だけで行いたいという方も短期集中治療ができません。
- Q一気にたくさんの歯を治すと、費用の負担も大きくなりませんか?
- A同じ治療を長期的に行うか短期的に行うかの違いですので、合計額はそれほど変わりません。ただし、一度にセラミックを複数本作るなどがあるとその月の支払いが大きくなるかもしれません。分割払いやデンタルローンに対応していますのでご相談ください。
- Q歯科恐怖症だけど短期集中で終わらせたい…可能ですか?
- A静脈内鎮静法(うたた寝状態にして不安や恐怖を軽減する麻酔法)を併用すれば、長時間の治療でも快適に受けられる方は多いです。当院では院長と麻酔科医が静脈内鎮静法を行います。恐怖心や気になることがありましたら、事前カウンセリングでお問い合わせください。安心安全な治療を行えるよう一緒に頑張りましょう。
- Q短期集中治療って、どんな流れで進むんですか?
- A
初回カウンセリング・診査:レントゲンや口腔内検査で治療対象を明確にする。
治療計画の立案:優先順位や通院可能日、麻酔方法など細かくプランを作成。
集中治療の実施:1回あたり普段より長い時間を確保し、複数の処置を並行して行う。
仕上げ・メンテナンス:かぶせ物の装着や噛み合わせ調整。必要に応じてフォローアップ。 - Q実際に何日くらいかけて治療するんでしょうか?
- A症例によりますが、「数日連続で来院して終わらせる」ケースもあれば、「週1回ペースで1か月ほど」のケースもあります。インプラントなど骨との結合期間が必要な治療は、短期集中といってもある程度の期間を要します。まずは初回の検査を受けて治療計画を立てましょう。
- Q短期集中治療の1日あたりの治療時間はどのくらいですか?
- A2~4時間のロングアポイントを確保するケースが多いですが、中には半日かけて集中的に処置を進めることもあります。長時間の治療は患者さんの負担が大きいので、適度に休憩をはさみつつ進めています。
- Qカウンセリングから治療開始まで、どのくらい準備が必要ですか?
- AレントゲンやCT撮影、必要に応じて歯周病の検査などを行って、治療計画を立てるまでに少なくとも1回は通院が必要なことが多いです。特に複数の処置をまとめる場合は、事前のシュミレーションが大切なので、余裕をもって計画されるとスムーズですね。ご自身のスケジュールを確認した上で治療の計画を立てますので事前のご確認をお願いいたします。
- Q短期集中治療のメリットは何ですか?
- A
通院回数の削減:忙しい方や遠方の方にぴったり。
治療期間の短縮:通常数か月かかる治療が数週間程度で終わることも。
モチベーション維持:一気に進めるので、ダラダラ治療が続かずに済む。
総合的なケアが可能:複数の問題を同時に解決しやすい。 - Qデメリットやリスクがあるとしたら?
- A
1回の治療時間が長くなる:疲れや集中力の問題あり。
適用外の症例:深刻な歯周病や複雑な外科処置は段階的に行うことが望ましい場合も。 - Q短期集中治療だと仮歯期間が短くて済むんでしょうか?
- Aはい。場合によっては仮歯をつける前に本番のかぶせ物まで一気に進めるケースもあります。ただし、歯肉の治癒や作製工程の都合で1~2回は仮歯を使うことがあるかもしれません。でも、通常治療よりは仮歯期間が短くなりやすいです。
- Q治療後の安静期間や食事制限はどうなりますか?
- A大きい処置を短期間に集中して行った場合、術後の痛みや腫れが出やすいので、数日はやわらかい食事を心がけたり、激しい運動を控えたりすると良いでしょう。特に外科処置(抜歯やインプラントなど)が含まれる場合は、注意事項をお伝えいたしますのでゆっくり休養をとるのがおすすめです。
- Q短期集中治療の費用は高くなるんですか?
- A原則自費治療となりますので保険治療よりは高くなります。治療の全体計画とお見積もりをお作りしますので無理の無いように治療を進めることをおすすめします。
- Q保険は使えないんでしょうか?
- A原則自費治療です。ただ一部の治療では保険適用になるものもあります。セラミックやインプラント、根管治療、ホワイトニングなどは自費治療ですので短期的に行う場合は自費治療の割合が高いです。
- Q分割払いやローンを利用できる医院もあるんでしょうか?
- Aはい。まとまった金額になりがちな短期集中治療では、歯科医院がクレジットカード払いやデンタルローンを扱っていることがあります。当院でもお使いになれます。一括払いが難しい方は、最初のカウンセリング時に支払い方法についてお問い合わせください。
- Q見積もりはすぐ出してもらえるんですか?
- Aレントゲンや口腔内の検査後、どんな処置をどれだけ行うかが確定すれば、比較的早く見積もりが出ます。ただ、複雑な症例では治療を進める途中で追加処置が必要になることもあります。その際にもわかり次第すぐにお伝えいたしますので、ある程度事前の予定通りの金額になります。