銀歯が取れてしまったらどうする? | 京橋歯科医院

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銀歯が取れてしまったらどうする?

銀歯

こんにちは。銀歯が取れてしまったという経験がある方や、身近な方から同様の話を聞いたことがある方も多いのではないかと思います。
結論からお伝えすると、銀歯は取れやすい素材と言えますが、なぜ銀歯が取れてしまうのでしょうか。また、銀歯が取れてしまったらその後の治療はどのようにすればよいのでしょうか。
今回は、銀歯が取れてしまう理由や取れた後の治療方法について、銀歯の特徴やメリットと合わせてに解説していきます。

銀歯の種類と特徴について

まず、銀歯の種類と特徴について解説していきます。
保険診療で使われる銀歯は、金銀パラジウム合金と銀合金の2種類があります。
金銀パラジウム合金は、金属アレルギーの原因の一つであるパラジウムが入っていて、費用が高く、強度はやや高い素材です。
銀合金はパラジウムが入っておらず、費用が安く、やや柔らかい素材です。
銀歯には、つめもの・かぶせもの・ブリッジがあります。

2.銀歯が取れてしまう理由

次に、銀歯のつめものやかぶせものが取れてしまう経緯を見ていきましょう。
銀歯が取れてしまう経緯は以下のとおりです。
1.毎日、歯は自然に削れていきます。銀歯のつめものは歯と比べると、硬さが違うので、歯と銀歯はそれぞれ削れる度合いが違うため、隙間ができます。
2.また、熱いものや冷たいものを食べているうちに銀歯の金属がゆがみます。食べ物を噛む力はとても強いため、物理的な力が掛かり続けることにより変形してしまうこともあります。
3.隙間から唾液等の水分が入ることで、銀歯の接着材を溶かしていきます。
4.隙間に食べかすが入ることで虫歯になり、歯の表面を溶かしていきます。
5.最終的に銀歯のつめものが取れてしまいます。

銀歯のつめものが取れてしまったら

銀歯のつめものが取れてしまったときに気を付けなければいけないことは、内部が虫歯になってしまっているかどうかの確認です。
「銀歯が取れても、取れた銀歯を再度接着すればよい」と考えている方がたまにいらっしゃいます。銀歯を持参して再接着を依頼されるのですが、基本的には再接着はおすすめしていません。銀歯がとれるのは理由があり、内部が虫歯かどうか確認しないまま再度接着しても、すぐに外れてしまったり、虫歯が進行して痛みが出たり、しみてしまうからです。

銀歯のかぶせものが取れてしまったら

神経を抜いた歯は、基本的に歯の周り全体を覆うようにかぶせもの(冠、クラウン)を装着します。神経を抜いた歯は、神経が残っている歯と違い、もろいためです。
大きい金属のかぶせものは目立ってしまうことが多いです。前歯に金属のかぶせものをせず白いプラスチックのかぶせものをするのは、このためです。
銀歯のかぶせものも、銀歯のつめものと同様に外れてしまうことがあります。銀歯のかぶせものの内部は歯の上に金属かレジンの土台を作っていますが、土台を残して、かぶせものだけ外れてしまうこともありますし、土台ごと歯から外れてしまうこともあります。
このような場合、基本的には治療のやり直しを提案しています。神経を抜いた歯の治療は、繰り返すたびに抜歯のリスクが高まってしまうためです。
患者さんの中には治療が面倒という理由で「かぶせものの再接着」を希望される方もいますが、再接着の場合は将来的に抜歯になるとお伝えしたうえで治療をしています。

銀歯のブリッジが取れてしまったら

銀歯のブリッジは、文字通り歯に橋をかけるように治療をするので、ブリッジを行う場合は土台の歯を削り、型を取る必要があります。
土台の歯については、神経を残したまま橋をかけられるように削る「インレーブリッジ(つめもののブリッジ)」と、土台の歯の神経を抜いて周りを全て覆うような「クラウンブリッジ(かぶせもののブリッジ)」があります。

どちらも、つめものの銀歯やかぶせものの銀歯と同様の理由で外れてしまうことがありますが、それ以外に外れる理由として、ブリッジの清掃性の悪さが挙げられます。
ブリッジは、ダミーの歯を中心に周辺の歯に土台を作ります。ダミーの歯の下には歯茎があり、歯茎周辺の清掃にフロスや歯間ブラシ等を使うのですが、うまく清掃できなかったり、清掃を怠ってしまう方がいます。
そもそも、抜歯になる前の段階で何回か治療があったと思います。歯みがきの癖や歯並びなど色々な理由から虫歯を繰り返しているため、抜歯をしてブリッジ治療を行っても根本的な原因は改善されていません。結果的に歯周病になり、土台の歯の周辺の骨が溶けて減ってしまい、力を支えられなくなって抜歯することも少なくありません。
歯医者の立場からすると、抜歯自体は日常的に行っていますが、決して軽度の治療ではありません。抜歯とは「もう治療できない状態=かなり末期的な治療」を行っていることになり、どこか場当たり的な治療をしているように思います。
「痛くなったら削る、検診はあまりしない」という状態が長く続くと、抜歯のリスクは高まってしまいます。

銀歯のブリッジで気を付けなくてはいけないことは、連鎖的に抜歯することになる可能性が高いことです。
土台の歯がダメになってしまった場合、さらに隣の歯を土台にした2本連続欠損のブリッジを製作することがあります。もともと4本分の歯にかかる力を2本で支えるとため、歯にかかる負担がとても大きい治療です。また、一番奥の歯を土台にしていた場合、その歯を抜歯することになるとブリッジ治療はできません。高飛び込みの飛び込み板のような状態のブリッジは力に耐えられないからです。ここまで進んでしまうと、ブリッジ治療以外の入れ歯やインプラントを検討する必要があります。

保険診療による銀歯のメリット

保険治療による銀歯のメリットは、費用が安いということに尽きます。国民皆保険制度の良さを感じられる治療法です。日本で働いている海外の方が治療にいらっしゃることがありますが、費用を安く抑えられる銀歯の治療を選ばれることは多いです。

まとめ

保険治療の銀歯の特徴は、以下のとおりです。
1.長期的な使用が難しい素材である
2.取れた場合は、原因を探し根本的な治療が必要である
3.ブリッジ治療は土台の歯を大切にしないと抜歯する危険性がある
4.費用が安い
5.異常が起きてから治療終了までの期間が短い

自由診療は費用が高くなります。
費用的に難しい場合は、一時的に保険診療の銀歯を装着し、時間や費用に余裕がある時にセラミックやゴールド、ジルコニアに交換することをおすすめしています。

銀歯が取れたとき、多くの方は「早く元に戻したい」と考えます。もちろん応急処置は必要ですが、取れたということ自体が、その歯からの合図でもあります。土台ごと取れた場合は、中で虫歯が広がっているか、歯が割れかけていることがあります。

ここで同じ材料を同じように戻すと、また数年後に同じことが起こります。繰り返すたびに歯は薄くなり、いつか「もう被せられない」という段階が来ます。その前に、なぜ取れたのかを確かめておく価値があります。

当院では、取れた銀歯をそのまま戻せる状態なのか、中の状態から作り直したほうがよいのかを、拝見したうえでご説明しています。作り直す場合の素材や費用については▶ セラミック治療のページで詳しくご説明しています。急いで戻す前に、一度ご相談ください。

気になることがあればスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
お電話でのご相談もお待ちしています。

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他院で治療した歯のやり直し・再治療について

この記事の監修者

京橋歯科医院 院長 歯科医師 池村光代

徳島大学歯学部卒業。徳島大学付属病院 歯科口腔外科を経て、2019年に東京・京橋で京橋歯科医院を開業。マイクロスコープとラバーダムを用いた精密治療を軸に、なるべく削らない・抜かない・繋げない診療を行っています。

所属学会ジャパンオーラルヘルス学会/日本口腔インプラント学会/日本歯内療法学会/日本口腔衛生学会/日本顕微鏡歯科学会/日本臨床歯科学会(SJCD)/DABS/EXDI/OAM友の会

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インプラント治療

インプラント治療は、失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。天然歯に近い見た目と噛み心地を目指すことができ、まわりの健康な歯を削らずに補えます。

施術の価格

インプラント埋入施術

250,000円(税込)/上部構造 135,000円(税込)〜165,000円(税込) (※骨造成等が必要な場合は別途90,000円(税込)。治療内容によって異なります。)

施術のリスク・副作用

インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。施術時、静脈内鎮静法を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。

審美歯科治療

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニアなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。

施術の価格

10,000円(税込)〜275,000円(税込) (※治療内容によって異なります。)

施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。

当院の自費診療(インプラント・審美治療・矯正治療など)はすべて自由診療(保険適用外)です。

治療内容・費用・リスクについてのご相談は、お電話または予約ページよりお問い合わせください。
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