インプラント・よくある質問
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インプラント・よくある質問
- Q手術後すぐに固いものを食べても平気ですか?
- Aインプラント体を埋めた直後はインプラントと骨がまだ結合していないので、あまり力をかけない方が良いですね。
- Q出張や旅行の予定があって長期間通院できないんですが…
- A治療のタイミングはある程度融通がきく場合もあります。骨が結合するまでの待ち時間が長いときは、逆に通院の間隔が開きます。ただ長期間まったくフォローできないのはリスクがあるので、スケジュールが分かり次第早めに相談しましょう。
- Qインプラント周囲炎ってどんな状態ですか?
- A歯周病のインプラント版みたいなもので、インプラントを支える骨や歯茎が炎症を起こしている状態です。放置するとグラついて最悪抜去になることもあるためインプラント手術後気を付けなければならないことの一つです。歯科医院での定期チェックと、日頃のブラッシング・フロス・歯間ブラシが非常に重要です。
- Qもしインプラントがぐらぐらしてきたらどうすればいいんでしょう?
- Aすぐ歯科医院へ行ってください。インプラント体と上部構造をつなぐネジの緩みだけなら締め直すだけで済む場合もありますが、骨に異常がある場合は治療が必要になることもあります。早めの対処でリスクをを抑えられるのは他の治療と同じです。
- Qインプラントの被せ物が欠けてしまった場合はどうする?
- A被せ物部分(クラウンやブリッジ)が割れたり欠けたりしただけなら、基本的にはそのパーツだけ再作製や修理が可能です。インプラント本体(埋め込まれた部分)に問題がなければ、大きな手術にはならないので、早めに受診して修理してもらいましょう。
- Q日頃どんなケアをしていればトラブルを防げますか?
- A毎日のセルフケアが重要です。様々なセルフケアグッズを使って適切なケアを行いましょう。丁寧なブラッシングに加えて、フロスや歯間ブラシでインプラント周辺もしっかり清掃してください。特にインプラントと歯茎の境目はプラークが溜まりやすいので要注意です。そして定期検診をサボらないことが最大の予防策です。
- Qもしインプラントがダメになったら、やり直すことは可能ですか?
- A骨や歯茎の状態が保たれていれば、再度インプラントを埋め直すことはあります。ただ、失敗の原因がインプラント周囲炎だったのか、骨との結合不全だったのか、しっかり見極めてから対応しないと再発リスクが上がるので注意しましょう。
- Q再治療のときもまた高額になるんですか?
- A新しくインプラントを入れる場合は、再度外科処置や骨造成が必要になることが多いので、費用はかかります。痛い思いと出費を重ねないためにも、最初のインプラントを長く使い続けられるようメンテナンスをしっかり受けるのが一番大事です。短期間での再手術の場合は歯科医院が制度を設けていることもありますので手術時に確認されると良いですね。
- Qインプラントをやり直す場合、期間はさらに長くなる?
- Aどうしても骨を再生させたり、感染の治療を行ったりするステップが増える可能性が高いので、初回より時間がかかるケースが多いです。場合によっては数か月~1年近く要することもあるので、途中で焦らず根気よく通院しましょう。
- Qインプラントは今後さらに進歩するんでしょうか?
- Aインプラント手術自体は既に数十年の歴史があります。インプラントのメーカーが常に製品の機能向上の研究を行っています。骨との結合までの時間が短くなったりと患者さんの負担が少ないシステムが増えてきました。最近ではAIによる手術の診断やサポートなども研究が進んでいて、インプラント治療はこれからも発展していく分野だと思います。
- Qインプラント以外にも新しい治療法はありますか?
- A歯を失ったあとの治療は「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3択です。歯を再生させる方法についての研究は進んでいますが、今のところ実用化のめどは立っていません。将来的にはインプラント以外の選択肢も出てくる可能性があって夢のある話だと思います。現時点ではインプラントが最も機能的・審美的に優れた方法の一つと言えるでしょう。ただ、全ての治療に言えるのですがなぜ抜歯することになったかという原因があるため根本的な解決に取り組まなければ結果的には「再生した歯がまた虫歯になって抜歯する」ということにもなりかねません。今ある技術でも口の機能を保つことはできるのでコツコツと治療とセルフケアに取り組むことをおすすめします。
- Q最終的にインプラントをするかどうか迷ってるんですけど…
- A高額治療ですので迷うのは当然だと思います。まずは歯科医院で詳しい検査やカウンセリングを受けて、「どんなメリット・デメリットがあるか」をしっかり理解しておきましょう。入れ歯やブリッジとの比較検討も大事です。費用面や治療期間、ケアの手間などを総合的に考えて、自分に合った判断をしてくださいね。そのためのご相談はお気軽にご連絡ください。